旧約聖書の神は実はルシュファーであるというのが
マルキオンに見られるようなグノーシス思想なんだろ。
神は人間に恵みをもたらし窮地を救い
正しい裁きを行う善神としての面があるかと思えば、
自己中心的で選民を戒律で縛り付け人間に対して妬んだり呪ったり、
異邦人は選んでいないから略奪や姦淫していいが如く(それが
イスラエルとパレスチナの問題?)みたいな変な欲望を植え付けたり
という邪神という面も持っている。私の母はクリスチャンだが、ときどき
「神さまは馬鹿正直な人間よりもどこか狡賢い人間のほうがお好きみたいよ」
「聖書には世の終わりを早めよという言葉が書いてある」と言っている。