世の中が弱肉強食ばかりになったのってキリスト教のせいなんだけどな。
キリスト教は自然界の動植物にも残虐だ。
たとえばニュージーランドの絶滅危惧種のカカポ。まったく防御力のない飛べないオウムは弱肉強食ナニソレ? 
という感じでのんびり暮らしていた。ガラパゴスのゾウガメだってそうだ。どちらも楽園のような暮らしをしていた。
キリスト教徒たちが入植してこなければ絶滅の危機に陥ることもなかった。

リョコウバトは50億羽もいたのに乱獲されて激減して、さらに希少価値があがったと執拗にハンティングされた。
絶滅するしかない個体数にまで減ったあともキリスト教徒たちは殺すのをやめなかった。

ステラーカイギュウは怪我をした仲間がいれば助けるために集まる優しい生きもので、弱肉強食な生き方を
していなかった。キリスト教徒たちに見つかるまではのんびりまったり暮らしていた。けれどキリスト教徒たちが
存在を発見してすぐにスポーツハンティングの対象にして珍しい獲物を狩ったと自慢しながら殺し尽くした。
希少な獲物を狩るのはキリスト教社会の中流階級以上においてステータスだったから。

こんなキリスト教徒たちが「私は敬虔なクリスチャンです。神に従順に善良に生きているんです」なんて
本音で言うんだからぞっとする。