週刊新潮「2000年9月7日号」の転載

◎女性パンツ脱がせて奪う「幸福の科学」職員の変態不幸
若い女性を襲っては、下着を脱がせて奪い去る変態男。捕らまえてみればナンと「幸福の科学」の職員だった。
これまで集めた”戦利品”は100点にも上るというが、彼を駆り立てたものはいったいなんだったのか。

 この”着用中パンティー連続強奪事件”は、今年の一月末から始まった。
「犯行現場は、東京都内、JR五反田や目黒駅に近い住宅地です。
狙われたのはいずれもミニスカートがよく似合う、モデルのようにスリムな
女性ばかりでした」と全国紙の社会部記者。

「手口はいつも同じ。好みのタイプの女性に遭遇すると、その後を尾行。スキを窺って背後から忍び寄り、
いきなり押し倒す。片手で女性の口を押さえ、もう一方の手で股間をまさぐるのです。
強く抵抗されると、パンティだけ剥ぎ取って逃げたそうですよ。」

ようやく犯人逮捕に至ったのが8月19日の未明。外出先からマンション2階の自室に戻った主婦(27)が、
1階から「財布を落としましたよ」と声がするのを聞き、下りた途端に背後から襲われた。

「”俺は彼女がいないんだ。大人しくしていろ。パンティだけでいいから”と脅された。主婦は110番通報。
直ちに緊急配備を敷いた警察が、”目の大きいハンサムな顔立ち”という犯人像そのままの男を発見。
女性用パンティ3枚を隠し持っていたためその場で逮捕しました」(捜査関係者)

男は梶ヶ谷学(34)。警視庁によれば、被害に遭った女性はわかっているだけでも45人にもなるという。

「その日の午後、梶ヶ谷が住む東五反田にある”幸福の科学”の職員寮に家宅捜索を行ったところ、彼の部屋から女性のパンティのほかに、パンストや靴下などが出るわ出るわ、計100枚。
あまりのことに10名強の捜査員からどよめきの声が上がったほど。ブラジャーはなく、9割以上がパンティーでした」(別の捜査関係者)

かつて経験したことのない妖しい匂いが部屋に立ちこめていただろう。

(以下略)