>>545 A ちゃん

 「世界はこんなにも果てしなく広がり、何処へでも出かけられると言うのにもかかわらず、 君たちは何でまた、鐘の音を聞くと、いつも決まったように袈裟に着替えるのかね!?」


⇒ 鐘が鳴れば、飯だ、飯だ、の修行僧たち。
  合図の金で動く。
  集団生活の美である、と言える。
  しおれが なぜ いちゃもんつけられなければならないか。
  と、ほほを膨らませての抗議の修行僧たちである。
  そうだ、そうだ、集団生活者として、きわめて当然の行為じゃないか。
  おいおい、ちょっと待てよ。
  飯がいつの間に主人公になったんだってことよ。
  主人公とは、お前さんたち、銘々の事じゃないのか。
  鐘の音に誘導されて、主人公を明け渡す愚行をメシごとにしてしまう、少しは考えろや。
  
マブダチ、道元は言う、鼻は直(たて)についている、と。