「15年間ほぼ外に出さず」 プレハブ監禁、両親起訴へ

2018年1月23日 21時05分

大阪府寝屋川市の住宅のプレハブで柿元愛里さん(33)が監禁され凍死した事件で、
保護責任者遺棄致死などの疑いで逮捕された父親の泰孝容疑者(55)が
「(当初は)自宅の小部屋に閉じ込めていたが、出てきてしまうためプレハブに入れた。その後は15年間ほとんどプレハブ部屋の外に出さなかった」と経緯を供述していることが23日、捜査関係者への取材で分かった。

泰孝容疑者と母親の由加里容疑者(53)=同容疑などで逮捕=は2002年から愛里さんをプレハブに監禁、満足な食事を与えず衰弱させ昨年12月に死なせたとされる。
大阪地検は勾留期限の24日、両容疑者を起訴する見通し。

(共同)
 柿元愛里さんが監禁されていた住宅=2017年12月、大阪府寝屋川市

柿元愛里さんが監禁されていた住宅=2017年12月、大阪府寝屋川市