書籍『日蓮聖人の霊言』一章 守護霊日持上人の霊訓
10 心の世界の法則(P.39)より。

さて、だからといって霊能力を持っているあなた方は、必ずしも、
すべていい意味での任務を持ち、また果たすとは限っておりません。

これは「霊能力を正しく行使すれば」ということですよ、
その霊能力を正しく使わず、
地獄霊どもにひきずり回されている状態では全然話が違います。

自己の霊能力を売り物にし、多くの信者を集め、
この世的利益にのみむさぼり走るとか、
或いは自分が「特別な神の申し子」でもあるかの如く誤解し、
傲慢になり、その能力をかけに
「この世的地位や名誉」に溺れる者があるとすれば、
その者の行く手は明らかであります。地獄です。

そこは最も厳しい無間地獄です。
現にこの道を誤った者達が数多くこの地獄で呻吟
(しんぎん:苦しみうめくこと)しております。

これは、今も言った霊能力の正しい使い方を誤った人達なのです。

このように、あなた方も光の天使として生きることもできれば、
地獄へ堕ちる自由も持っているわけです。