2012年(主日B年) 1月8日 主の公現
イザ 60:1〜6  エフェ 3:2〜6  マタ 2:1〜12

過去半世紀ほどの我が国のキリスト教を振り返ってみて、 ・・・・・ それが私個人の乏しい情報収集力のせいであればよいのですが ・・・・・ 、司祭や牧師が “神の秘められた計画” について説教するのを聞くことが、全くありませんでした。

本来はイスラエルのものであった神の約束と計画(ロマ 9:4-5)を、私たち “異邦人が福音によってキリスト・イエスにおいて、ユダヤ人と一緒に受け継ぐ” という秘義(μυστήριον秘められた計画)を、
自ら聖書に親しむ例外的少数者のそのまた一部の自覚的な信者たちしか、知っていなかった! とはなんと不思議なことでしょう。

しかしカトリック教会と、同じく典礼暦を用いているその他のキリスト教会とでは、今年も主の公現の祭日が守られ、この主日に配分された聖書の朗読を会衆は確かに聞いていることを、感謝しましょう。
実に私たちの共にささげるミサそのものが “秘義” であり、その中のことばの典礼を用いて神御自身が “秘められた計画” を、今年も私たちに知らせてくださるのです。
そして神は、説教をする司祭や牧師が、「秘められた計画が、どのように実現されるのかを、すべての人々に解き明かす」(エフェ 3:9)ことを求めておられます。

・・・・・ 以下、本文参照。
http://www.kuwaei2000.com ●Archives● より