2014年(主日B年) 12月21日 待降節第4主日
サム下 7:1〜16  ロマ 16:25〜27  ルカ 1:26〜38

神がダビデに告げられた “将来、あなたの子孫に王国の王座を継がせ、 ・・・・・ わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となる”(サム下 vv.12,14)という約束は、誕生されたイエスの受洗によって歴史の事実となりました(ルカ 3:21-22)。
そしてこの約束のメシアについて言われた “わたしは彼の王国の王座をとこしえに堅く据える”(サム下 v.13)という言葉は、再びマリアへの受胎告知において天使によって語られ(ルカ 1:32-33)、
今や教会が待ち望んでいる再臨のキリストによって実現するのです。

ヨハネ黙示録の著者が天の幻の中で聞いた声、「この世の国は、我らの主と、そのメシアのものとなった。 主は世々限りなく統治される」(11:15)に、教会の希望のすべてはかかっています。
この希望(ロマ 5:1-2、エフェ 1:17-18、コロ 1:23)が語られることも聞かれることもないところには、ただサンタクロースとプレゼントとドンチャン騒ぎのお祭りがあるだけです。

私たちは神の母聖マリアと共に、“自由な信仰と従順をもって”、“お言葉どおり、神の秘められた計画が実現しますように” と宣言しようではありませんか。
典礼暦の一年は、そのどの部分においても、神が聖霊によって啓示された “秘められた計画” の希望から離れることが決してあってはならないものなのです。

・・・・・ 以下、本文参照。
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