プロテスタントは福音派(聖書信仰)とリベラル(エキュメニカル派)に二分されている。
エキュメニズムとは、キリスト教の教派を超えた結束を目指す主義、
キリスト教の教会一致促進運動のことである。
世界教会主義(せかいきょうかいしゅぎ)ともいう。
転じて、キリスト教相互のみならず、より幅広くキリスト教を含む諸宗教間の対話と協力を
目指す運動のことを指す場合もある。
日本においては、カトリック教会とプロテスタント諸教派が協力して
日本聖書協会から新共同訳聖書を出版し、
またカトリック教会と日本聖公会は「主の祈り」の同一の日本語訳文を採用している。
しかしながら、一部のプロテスタントの教派は、カトリック教会における聖人崇敬を
批判している。
本来ならば神と神を信じるものとの間における個人的なダイアローグであるべき祈りが
カトリック教会において教会や聖職者にも一定の権威を認めていることなどを
激しく批判しているプロテスタント教派もある。
                            〔ウィキより抜粋)〕