>>521
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本則:
投子大同禅師のところへある僧がやって来て、投子(とうす)に聞いた、
「この世界の一切の音声は皆これ仏の声と言われます。これは本当でしょうか?」。
 投子は言った、「その通りじゃ」。

僧は言った、「和尚さん、それではブツブツと湯気をふき出す碗の音も仏の声だというのですか?  そんなことはないでしょう」。
投子は僧をピシリと打った。

僧は又聞いた、「粗雑な発言や丁寧な言葉も皆同じように、第一義の真理に合致すると言われます。 これは本当でしょうか?」。
 投子は言った、「その通りじゃ」。

僧は言った、「和尚さん、それでは和尚さんのことをオイ驢(ろば)と呼んで良いですね」。
投子は僧をピシリと打った。  』


⇒ かえるのつらに しょんべん   という事がある。 また、にそのくももいっしょ、という事がある。