カカシちゃんよ?
あなたはいつも根本的な事で致命的な勘違いしているよな。
今日も、その一つを指摘しておくわ。

あなたの言う「空観と仮観のどちらにもとらわれない中観(中道)云々」、これな。

龍樹の『中論』での「空」「仮」「中」はどれも同じ意味(縁起性)なの。
鳩摩羅什が翻訳にあたり適宜に違った言葉を用いて説明しただけなの。

つまり、「空」と「中」をあなたのように、断見と常見的な対立概念として
捉えてはならないの。(そりゃそうだよな、同じ意味だし)

中村元先生の『龍樹』(講談社学術文庫で出てる)に解説があるから読んで見たらどう?