日豪戦闘機、初の共同訓練へ=防衛相会談で合意

稲田朋美防衛相は19日、オーストラリアのペイン国防相と防衛省で会談し、航空自衛隊と豪空軍が来年、

戦闘機を用いた共同訓練を日本で初めて実施することで合意した。北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の海洋進出

への対応を念頭に、防衛協力強化についても意見を交わした。

 両氏は、自衛隊と豪軍が食料や弾薬などを相互に融通する物品役務相互提供協定(ACSA)改定が日本の国会で

承認されたことを歓迎。日豪双方が能力構築支援などを通じて連携を深めていく方針を確認し、

共同訓練や災害対応に関する円滑化協定の締結を急ぐことでも一致した。(2017/04/19-21:38)