大御本尊を「心臓」とすれば、御法主上人が書写された常住本尊が「動脈」、その複製のお形木本尊が「毛細管」。
心臓はその血液を複数の動脈に送り、各動脈は無数の末端たる毛細管に血流を送る。
送り出される血液においては一味平等といえども、すでにその形態に差別あり。
されば開眼供養の儀式形態にも常住本尊とお形木で差別あるべきか。
刷り上がった分をまとめて開眼すれば難儀なこともないはず。
大量の数珠も開眼できるんだからお形木本尊ができないことはなかろう。
猊下お一人の相伝につき詳細は不明、、