>>408

>@ 大山ねずの命は、我々人間にとって、ただ1人の救世主である。

日本では神様の単位として「人」ではなく「柱」を使いますね、人ではないのだから

>A 大山ねずの命は、神々を統一している、最高の神である。

日本は太陽信仰なので、最高位の神は太陽神・天空神の神格を持ちます
天地開闢の最初に出現したアメノミナカヌシ、皇祖神の天照大神がそれに当たります
仮にオオヤマネズノミコトが日本神話に存在する神だったとした場合、名前の内訳は「オオ」「ヤマ」「ネ」「ズ」に分かれます
「ネ」は「根津」の字を当てるのが妥当かと思います
「根」は根の国=死者の国を指します
「ズ」には「津」が当たりますが、これは、天津神・国津神と同様に「〜の」という格助詞に該当します
つまり、オオヤマネズノミコト=「大いなる山と根の国の神」となり、太陽神・天空神の神格は一切含まれません
※「ズ=津」と読み方に含まれる「ノ」は同じ意味なので格助詞の重複になり読み方としては不自然ですが、「ズ=津」以外の解釈ができませんのでこれ以上は追求しません

>B 大山ねずの命、並びに天地八百万の神々には肉体はない。すなわち透明人間である。
>それゆえに、生もなく死もない、無制限体である、等々と説明している。

人間ではないので透明人間という説明自体が支離滅裂です
また、日本の神にはイザナミの例のように死という概念があるので無制限体ではありません
多くの多神教では神々は不老不死ではありません
不老不死はどちらかというと一神教に見られる概念ですね

何より、日本の神は神降ろしによって神託を授けることはあっても神自身が人として生まれることはありません
また、亡くなった人を神として祀り上げるのは人であり(菅原道真公→天神、徳川家康公→東照大権現など)、神が自分に仕えた人間を神の位に召し上げることもありません