餓鬼の霊を見させていただいたことがありました。
手足はやせ衰えてお腹だけ膨らんでいる餓鬼が数十体地上の人間の周りにしゃがんでいます。
餓鬼草紙に描かれている餓鬼の姿そのもので
絵巻に描かれているよりは小さく10才くらいの子供の大きさの餓鬼の大人の霊です。

なんか話しているようなのですが「カサカサ」という乾いた音はするのですが
話の内容は聞き取れません。

こちらから話したら聞こえるかと思い、
心の中で「なぜそのような姿をしているのかわかりますか」と話しかけましたが反応はありません。
「善いことを想うとその姿から逃れまれますよ」と語ってみました。
そうすると
一瞬、数十体の餓鬼の霊は一斉に私の方を向きました。
へんなやつがいるという思いが伝わってきます。
そして何を言っているんだというような感じで生きている人間に寄り添って行ってしまいました。

あのような霊であっても生きているときは私たちと一緒に昼飯を食ったりし
冗談を言って笑っていた仲間と同じような人間と思うとつらいものがあります。

どうしたら良いのでしょう。どのように伝えたらよいのでしょう。
考えてほしいのです。
知っている方がいたら教えてほしいのです。