『仏』=『釈迦』で
『仏説』=『釈迦の説いた』ならば、
上座部(小乗)も大衆部(大乗)も大して変わらない非仏経典ですね。
どちらも、釈迦が亡くなって数年ではなく約100年後に経典として形作られたから。
ただ、早いか遅いかの違い。

『仏』=『覚者(釈迦を含め)』で
『仏説』=『覚者が説いた』ならば、
上座部(小乗)も大衆部(大乗)も同じ仏説として成り立つ経典ですね。
…ってか、『仏』は『ブッダ』であり『覚者』であるから、仏教の双子の宗教といわれているジャイナ教にも『ブッダ』は登場する。

あの当時のインドでは『ブッダ』というのは一般的な言葉であって仏教が出来てからの言葉ではない。