朝日新聞よりうちのほうがまだいいと思います。あそこは慰安婦の嘘がまさかばれるとは夢にも思っていなかったでしょうし。
たぶんこのまま嘘がばれないとふんでいたので、嘘がばれて世間から非難ごうごうになって、購読者激減となるまでが
あっという間で心の準備すらできているはずがありませんでしたから。
今は新聞の収入はわずかで、不動産と出会い系商売で得た現金収入で社員の給料やもろもろの経費を賄っているようです。
もちろん嘘がばれる前と同じ感覚でこのままずっと賄っていくのは難しいでしょうから、これから経費削減で大リストラの嵐が吹き荒れ、
組織は相当疲弊すると予想されます。

うちは「10年後はこうなる。20年後はこうなる」という先の見通しはちゃんと立てていけるのが朝日よりも恵まれた点でしょう。
見渡す限り年寄りだらけの光景、年々鬼籍に入っていく信者たち、信者数も現金収入もとんとん拍子に減っていくので、朝日
のように寝耳に水という事態が起こったことで、十分な準備や計画のないまま急に転換せざるをえない状態ではないからです。

うちはまず経費削減。これはいの一番になすべきことです。採用の抑制や撤退を含む統廃合を順々にしていき、
次に残った教団施設の立地条件によって、スペース貸し系や弱者ケア系の事業を展開していくだけです。
朝日は購読者の財布に頼れなくなった結果、今の体質になるまでが非常に短く、これからも大変そうですが、うちは信者の財布に頼らない
体質になるまでの計画さえきちんと立てていれば、かなりスムーズに混乱もなくできそうです。

今年からの二十年を信者の財布に頼らない教団へと、教団自身が変わっていく時間としなくてはなりません。
教団の教え「自己にとって不本意な状況をどうにかしたいのであれば、まず自己が変わらねばならない。
自己が変わることによって周囲が変わってくるので、苦しめられた状況も改善される」を実践するのです。
ヴィスコンティの山猫の名セリフ「永続するためには、自らが変わらねばならない」は真理なのです。