剣道の師範が、上段に振りかぶり道を打たせている姿、

あるいは、下段に構えて麺を打たせている姿、

中段に構えて籠手を打たせている姿を、

これを主人公、と言う。

わたしがこの主人公に出合ったのは、主体性、について考えることが多かった、という事も有る。

如是我聞
汝こそ汝の主人公、他の誰が」主人公でありうるか。

ヨシュアも言う。
左のほほを打たれれば、右のほほをグイっと突き出して、打たせよ、と。

マブダチ道元が言う、がんのうびちょく眼横鼻直、と。

主人公とは、主体性、眼横鼻直、自由、である。

浄い飯の王の子も言う、
天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)

自由の自は、語源的には鼻を指す、と言う。

それぞれが、自由 なのである。