>>386 名無し さん

> >>376
> あなたは無我になれたのですか?  見性って何ですか、また悟りとはどんな境地ですか?  公案に「前三三、後三三」とありますが何ですか?

自己にこそ問え! という事です、でも、解からないから聞いているのですよね。
無我は
さとり なのです、これを体得するのが禅ですね。

見性も同じで悟りです。

碧巌録(へきがんろく) 第35則

 第35則?   文殊前三三
?
文殊、無著に問う、「近離いずれの処ぞ?」。
無著云く、「南方」。
殊云く、「南方の仏法、如何が住持す?」。
著云く、「末法の比丘、少なく戒律を奉ず」。
殊云く、「多少衆ぞ?」。
著云く、「或は三百、或は五百」。
無著、文殊に問う、「此間(すかん)如何が住持す?」。
 殊云く、「凡聖同居、龍蛇混雑」。
著云く、「多少衆ぞ?」。
殊云く、「前三三(ぜん さんさん)、後三三(ご さんさん)」。

夢の中で文殊菩薩が、無著文喜に聞いた、「お前さん、どこから来たのか?」。
無著は云った、「南方からです」。
文殊は云った、「南方の仏法はどうなっているかな?」。
無著は云った、「末法の比丘ですから、少なく戒律を真面目に守っている者は少ないのです」。
文殊は云った、「戒律を真面目に守っている者はどれぐらいの人数になりますか?」。
無著は云った、「三百から五百名くらいでしょうか」。
今度は逆に無著が文殊に聞いた、「ここ五台山ではどうですか?」。
 文殊は云った、「悟った者も迷った者もいるよ。まあ、龍と蛇が混在しているといったところだね」。
無著は云った、「修行者の人数はどれくらいですか?」。
文殊は云った、「あちらに三人、こちらに三人くらいかな」。


全宇宙に遍満(へんまん)していらっしゃいますよ、と、母の納骨の時、墓まで来ていただいてお経をあげていただいた僧の言葉です。