宮内庁が調査を妨害しているためか、考古学の世界が御用学者と
津田学派の左翼で占められているからなのか、日本の古代史が迷宮入り
していることが問題だな。俺は神武天皇以降の天皇は実在した人物だった
と思う派だが、第10代崇神天皇までは、九州南部に出自がある
というだけの奈良盆地の一豪族家にすぎなかったと思う。天皇という
呼称じたいが後世つけられたもので…。後漢の光武帝から金印を貰った
倭奴国王、安帝に生口を献上した倭国王帥升、邪馬台国の女王卑弥呼、
倭の五王が果たして大和朝廷の大王と関係があるのか、
いくら神武天皇や崇神天皇、仁徳天皇が実在した人物だったとして
も百数十歳も生きたわけがないから古代天皇の正確な確約時期や生
没年を推定したくなるのは現代人なら当たり前。天皇の先祖につい
ても朝鮮人だの中国人だのポリネシア人だの宇宙人だのはっきりし
た答えがでていない。いや、天皇の先祖がナニ人でもいいんだ。
それで日本が天皇の母国に合併されねばならないみたいな理屈には
ならないので。こういうことを詮索すると日本から出て
いけ〜と言われるのは何だか悲しい。いや、日本は欧米よりも
神話や歴史に対しかなり自由な解釈がゆるされる風土のはずだが…。