神様(それは天輪聖王なのか、破壊の後の創造の神なのかは存じません)が
なにを意図して殺し殺されの生命界を造ったのは知りません。もし、悪神だというのなら
その神を倒すとか、その神の支配から逃れるといった思想になるはずです。だけど
仏教ではそんなことを説いてはいない。あくまでこの世に発生してしまったのは
自分の意思である、とそう断定してます。というかそう考えないとおかしい。なぜなら
そうでなければ一旦解脱したとしても、自分の意思と関係のない力でまたこの世界に
生まれてしまうから。そうでしょう?「解脱すれば二度とこの世に生まれることはない」と
シャキャムニは説かれたのだから、そうなはずです。