日蓮大聖人様が一番弟子の日興聖人様に宛てられたお手紙です。
一期弘法付嘱書
「日蓮一期の弘法、白蓮阿闍梨日興に之を付嘱す。本門弘進の大導師たるべきなり。国主此の法を立てらるれば、富士山に本門寺の戒壇を建立せらるべきなり。時を待つべきのみ。事の戒法というはこれなり、就中我が門弟等この状を守るべきなり」
日蓮一期の弘法とは、本門戒壇の大御本尊のことです。広宣流布したときに国立戒壇にお出ましする御本尊です。
それまではこの楠木で用意された御本尊様は秘蔵厳護しなくてはいけません。
これを正してまず日本で広宣流布しない限り、日本国と後の世界の災難は留まりません。
個人にとっては一生の内に成仏遂げる法です。国家にとっては、国家安泰の秘法です。
反発する人は不利益をもたらす。素直に実践する人は利益をもたらす。賞罰ははっきり見えてきますね。