1.寄付の多寡で信者の優劣が決められることはありません。
誰がいくら寄付したかは、基本的には分からない仕組みになっているし、
金額が分かる仕方(振込みやカード払いなど)で寄付することがあるとしても、金額が他の信者に公表されることはありません。
2.「戦いを学ばない」などの聖句を根拠に、エホバの証人が軍隊や自衛隊などの軍事組織に加入することはしません。
徴兵制が敷かれている国では兵役を拒否します。
しかしこれはエホバの証人の信者の間での話であり、エホバの証人は政治的に中立を保つので、
軍隊や自衛隊の廃止を求める運動に加わったりはしません。
かえって世俗の政府を「神の公僕」とみなし、神が地上で支配権を行使するようになるまでは、
一定の権限を保持することを認めています。
また、信者でない家族や親族が、自衛隊に入ることを否定したり非難したりすることはありません。
信者でない親族が聖書の教えに反することをしたとしても、
犯罪を犯すのでない限りは、本人の意志を尊重し、普通どおりに接します。