阿含宗では、自力と他力の修行を行うという。

阿含宗での自力とは、梵行という名前を付けた奉仕活動と、霊的不浄を取り除くという供養に励むことである。
仏様に奉仕するという建前ではあるが、実態は桐山管長の利益になるように、無料で働かされているだけである。
霊的不浄を取り除く先祖供養は、いつまでやっても、何回やっても供養には際限がなく、無限地獄(無間地獄)に落とされる。

冥徳供養など、2-3年で終了するはずが、実際には供養に終わりはなく、入ると死ぬまで永遠に、供養し続けなけれなならなくなる。
会費と冥徳供養だけで、毎月、一人、4000円はかかることになる。
護摩講などの講もあり、それらの講に入ることも推奨されており、毎月、最低でも各種会費だけで、5000円以上の出費となる。

桐山管長は健康食品を積極的に推奨しており、桐山管長の指導通りに購入すると、毎月、2万円以上も、健康食品に必要になる。
直接の指導では、健康食品を取らなければ、ガンなどの病気の因縁は切れない、とされる。

桐山管長は、因縁を切るために、次の3つを推奨している。

1.先祖供養(解脱供養、冥徳解脱供養)
2.健康食品の摂取(光和食品で販売)
3.千座行(後には、宝生行)

健康食品を取らなければ、因縁解脱はできない、という桐山管長の指導である。
桐山管長が千座行だけでは不足だというのだから、信者は健康食品を無理してでも、購入せざるを得なくなる。

千座行は、申し訳程度に、付け足しのようである。
基本的な会費を払わせるだけでは、桐山管長の利益には、たいして結びつかないと考えてのことであろう。

桐山靖雄の指導する千座行とは、かくも無力な行なのである。