ヨハネの黙示録の13章によると、3つのビジョンがある。」

「1つは、『竜が現れて来て、霊魂を滅ぼそうと婦人を襲う。天に壮大なしるしが現れた。太陽をまとった婦人だ。しかし竜はそれに対して戦いを挑む。』これは第1の秘密、つまり霊魂の滅び、多くの霊魂を地獄に落としている事を意味しているのではないか。」
「第2には、『その竜に仕える為に海から獣がやって来る。獣は七つの角と十の首を持ったもので、この竜に仕えていた。』これは政治的なものであって、おそらく、ロシアがこの世界中に誤謬を広げて、戦争や教会に対する迫害を示しているというものではないか。」
 「第3に出て来るのは、別の獣で、やはり竜に仕えるものですが、『これは陸から出て来る。これは見るからにちょうど羊のようだけれども、しかし言葉は、話す言葉は竜のように話している。』そこで、これがファティマ第3の秘密に関わる事ではないか。
 つまり『悪魔的な方針の間違い』について、教会の指導者たちが盲目的になってしまう、多くの人々が信仰を失ってしまう、という事にあるのではないか。」