したがって、仏法真理的に見て間違った国是によって成り立っている国家に対しては、言論と伝道において正論を貫き、彼らの国のあり方や文化のあり方を正しい方向に変えていくように努力しなければなりません。
 それをするために、日本は現在、これだけ大きな経済力を持った国家として存在が許されているのだと思います。しかし、その使命を十分に果たし切っていないことが、残念に思われてなりません。

 『救世の法』のなかには、「今後、この世の終わりのようなことが何度も起きる」ということが書かれています。おそらく、そうなるでしょう。
ニュース等でも、大洪水や寒波が起きたことが報道されています。それは、時ならぬラニーニャ現象や北極振動が原因とも言われています。
 今世紀に入ってから、大地震をはじめ、地球の異変がいろいろと続いていますが、おそらく、これからも、いろいろなものが起きてくるでしょう。
 人類に対するそうした「揺さぶり」と、「新しい文明づくり」とは、表裏一体のものだろうと私は思います。今までにあるものが揺さぶられ、まったく予想していなかったことが、今後、たくさん現れてくるでしょう。

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