“カルト問題”に取り組んでいるのは、

1.宗教関係者
2.弁護士
3.心理学者
4.ジャーナリスト

といった人達が挙げられるが、
2〜4の人達には、もっと宗教のことを勉強してもらいたいと思う。

確かに“カルト”と言われている宗教の中には、本当に問題を引き起こしている団体もあることは事実だが、
単に「思想信条が違う」「少数派である」だけでカルト認定される、という例もない訳ではない。

逆に“カルト問題”を告発している伝統宗教についても、もしこれが少数派であれば“カルト”のレッテルを貼られかねないような問題を引き起こしている例もある。

特にキリスト教主流派には、過去に異端審問のような、少数派を弾圧して来た歴史もあるので、カルトかどうかの認定は慎重にするべきだと思う。