日ルク、EPA早期合意を目指す テロ対策で緊密連携を

【ルクセンブルク共同】2015年12月2日 00時21分
安倍晋三首相は1日(日本時間同)、ルクセンブルクで同国のベッテル首相と会談し、
同国が現在の欧州連合(EU)議長国であることを踏まえ、日本とEUの経済連携協定(EPA)の早期合意を目指す方針で一致した。
パリ同時多発テロを踏まえたテロ対策でも緊密連携を申し合わせた。

首相は会談終了後の記者会見で、テロ対策は来年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で重要課題になるとした上で「国際社会と連携して、国際テロを封じ込めるための対策に全力を尽くす」と強調。
「各国の法執行機関の能力向上、資金源対策などでテロの未然防止に取り組む」と述べた。