>現代は先祖伝来の地に住める人ばかりではないので、菩提寺から縁遠くなる人がいるのもどうしようもないと思いますが
 >中身の無い儀式ばかりで生きていく上でほとんど助けになっていない以上、必ずしも菩提寺の檀家であると意識して生活してる人ばかりではありませんよ
 >それに菩提寺であれば安全である保証もないのが困ったものです

「先祖代々の宗派」への信仰をもはやもたず、「菩提寺から縁遠くな」ったり、「菩提寺の檀家であると意識し」ないで「生活」
するのはべつに結構(→個人の自由)ですが、菩提寺や護持会との接触(毎年の護持会費(=檀家負担金)の納入や護持会の会
報, 決算報告書・予算案の受け取りなど)を怠っていると、
 ・身近に死者がでたので葬儀を依頼しようとしたら、とっくの昔に護持会からは除名されていて、先祖代々の墓も撤去されて
  いた(改定墓埋法では、撤去予告を1年間掲示すれば無縁墓を撤去できる)
 ・身近に死者がでたので葬儀を依頼したら、十数年滞納していた護持会費を一括請求された。遺体と「先祖代々之墓」を人質
  にとられて、有無をいわさず払わざるを得なかった
なんてことが起こります。

もはや信仰心がなく、菩提寺の宗派が自分にとって無価値になりはてているのなら、自分だけで勝手に「意識しないで済ます」
だけに終わらせず、きちんと菩提寺に連絡して「墓じまい」と離檀の手続きをとるか、それとも「宗教や心の問題とは別に、
世間体をつくろい見栄をはる」部分により墓を維持し、護持会員(檀家)にとどまりたいなら、我慢してきちんと「◯◯寺の檀家
であると意識して生活」(=毎年の檀家負担金をきっちりと納入し、各種寄付金に応じる)するか、どちらかしかないですね。