「火まつり」と同じ年に封切られた黒澤明の「乱」
共通するのは、天からの視点という撮り方。
人間の世界に干渉してくる霊的存在を、如何にして描写するか?
黒澤明の「乱」は、ただ稀薄で空虚な自然の空などを多数カットに入れて、神霊的なものは感じさせない。
いわば、喜太郎の音楽と同質な映像世界。
「乱」も「火まつり」も音感担当は、武満徹なのに・・・・