さんぞうほうしの もちかえった さんぞうきょうてん のうちのひとつ

はらいざい などの かいりつ きりつ がおもに かかれているきょうてん『りつぞう』というのがありましゅ

そこにはつぎのようにかいてあります

ぶっだはいいました しょくんいまからわたしのおしえをききなさい
わたしは とくだろう つぎの いつわを、と。
あるとき うしの きょうそう たいかいが おこなわれました、と
そのとき ある そのある うしの おーなー が わがうしにはっぱをかけるため
『このくそばかうし、まぬけ、のろま、はやくはしらないとぶっころすぞ、ぜったいに いちばんに なれ』、と
『このばか、はしれ、もっとはしれ、この のうなしが』
つぎつぎと あるうしのおーなーは そのよういげきれいして うしをふんきさせ、
いっとうしょうをねらおうともくろんでいました
しかし うしは いっぽもうごきません それどころか
『てめーなにさまのつもりだ、えらそうに、だれがきさまなんぞのために いのちをかけて はしるかってんだ』、と。
けっきょく うしをばとうし どなりつけることで うしを ふんきさせるもくろみは みごとだいしっぱいにおわりました、と。