神様はわたしたちに善と悪の両方の行為をなすことができる選択を与えられました。アダムとエバはエデンの園において善悪、両方ができたのです。
つまり異なる多くのスイッチが遺伝子に組み込まれていたと解釈できます。ある選択をするとき遺伝子のあるスイッチが入り、他のスイッチはオフ状態のままになります。
先週、パブロフの犬の例で見たように、条件反射などは後天的習性です。アダムとエバがルーシェルの誘惑によりrタイプの遺伝子のスイッチが入ったとします。
それ以降、「悪」なる後成遺伝子発現(epigenetics)がなされたと見るのです。
そしてそのrタイプの発現が子孫に伝わり、もはや独力でrタイプのスイッチを切り、Kタイプのスイッチを入れることができなくなったと考えることができます。

例えば、暴力的で犯罪が多発する社会で生活していると平均寿命は下がります。短命になるということです。そうなると生存をかけてrタイプの選択をするしかありません。
またその社会で貧困に陥ったとき国が福祉政策で無償の食事を供給するとき、これもまたrタイプの選択を促すでしょう。大量の子孫を産むという遺伝子レベルでの選択です。
つまり性道徳の破棄、家庭の崩壊です。

また強いストレスのかかる環境で育つとrタイプに流れていきます。不安定な両親、家庭で育つなら身辺に安定を感じることができません。
そういう中ではrタイプに設定が変わるのです。例えば教会には多くの子供たちがいます。
その両親が宣教などであまり家にいない、また家にいても教会の仕事などで子供にかまってやれない状態が続くと、多くの真の子女を含め多くの二世が
rタイプの生き方を選択したではないですか。同じ種のなかにも環境によってrタイプ、Kタイプが生まれることを知っています。
それらは後成的遺伝を通じて異なるタイプになっていくのです。

組織的に見ればあらゆる項目から判断して、家庭連合はrタイプの組織であると判断することができます。逆に一般キリスト教の方が保守的なKタイプに属するようです。

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