2009年(主日B年) 4月12日 復活の主日
使 10:34〜43  コロ 3:1〜4  ヨハ 20:1〜9

“福音の事実”を理解しようと思うなら、先ず何よりも私たちは、イエス・キリストの十字架において顕された悪の力との戦いと、そして勝利に目を向けなければなりません。
十字架は、悪魔の働きへの勝利(Iヨハ 3:8)でした。
ですから、イエスの死を悲惨な殉教者の死のように思い描いてはなりません。

新約聖書は、イエスが十字架で勝利した敵を、罪、死、悪魔とその支配などと呼び(ガラ 1:4、IIテモ 1:10、ヘブ 2:14 他)、さらに使徒パウロはこれらに律法を加えています(Iコリ 15:56-57、ガラ 3:13)。
私たちキリスト者が洗礼の秘蹟によって、罪に対して死に、今や新しい命に生きているということから離れて、聖書を中立的な立場で読むなどということは、無益なことです。
現代の一般人の目線に立って聖書を学ぶ、などと言う人は、キリストの救いからいちばん遠い所にいることになります。

「あなたがたは、キリストと共に復活させられたのですから、 ・・・・・ 」(コロ v.1)

・・・・・ 以下、本文参照。
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