警察に職務質問されたらやってはいけないNG行動2つ

職務質問で警察手帳の要求はNG
職務質問された時のNG行動は2つ。職務質問で警察官に向かって警察手帳を見せるよう要求するなど本物かどうかを疑う行為と、「俺らの税金で飯食っているんでしょ?」と、唐突にケンカ腰で応対する行為です。

職務質問でのこれらの行為は警察官の自尊心を非常に貶めることであり、プライドを傷つけてしまいます。「別にあなたから給料をもらっているわけじゃない」と、職務質問での警察官の心象は最悪になるといいます。

「職務質問ぐらいで、なぜあなたはそこまで焦る必要があるんですか?」と、警察官側の職質スイッチを入れてしまう可能性があるのです。ゆえに、彼らの間における暗黙のルール“目には目を、歯には歯を”を職務質問で発動させることに…。

職務質問されたら免許証を即座に提示
一方、職務質問のOK行動は自身の身分を即座に明かすこと。職務質問で「身分証を見せて下さい」といわれたら、免許証や保険証を見せられるよう常に用意にしておくと協力的な対象とされ、職務質問での警察官からの好感度は上がります。自転車に乗っていた場合の職務質問は、自転車から降りて対応するとよりベターです。

もちろん、警察官によって異なりますが、職務質問に協力的だと持ち物検査などを省略される場合もあるといいます。職務質問で余計な時間をとられないためにも、自分の身分をすぐに明かして協力的な態度をとるのが賢明です。

なお、職務質問する側の警察官には各自治体ごと、つまり警察署ごとに職質対象者用のマニュアルやルールが存在しています。例えば、東京都千代田区エリアの職務質問マニュアル。2008年の秋葉原通り魔事件以降、ちょっとでも怪しそうであれば職務質問するように徹底されています。

具体的には、迷彩柄の服装で(リュックやアクセサリー含む)、大きなバッグの所持者などはまっ先に職務質問の対象になるのです。