>>153の続き

 千葉県内では、10月11日に同県警捜査4課の警部・岡田誠容疑者が強制性交などの疑いで逮捕されている。
 小林容疑者同様、集合住宅に侵入して女性をナイフで脅し性的暴行。
 岡田容疑者の逮捕は実に4度目だった。

 警察官が性的事件を起こす背景について、元神奈川県警の刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が解説する。
 「千葉県警の岡田容疑者は、4度目の逮捕をされるまで容疑を否認していました。2度目の逮捕は駅での盗撮で、現行犯逮捕だったにもかかわらずです。犯行をくりかえし、妙な自信があったのかもしれません。千葉県警の知人に聞くと、普段は穏やかで有能な警察官だったとか。


 小林容疑者も、仕事ができる優秀な人物だったのでしょう。警察内のエリート集団とよばれる、公安部に所属していたのですから。ただ、屋外で性的犯行に及ぶなど通常は考えられません。他者の目を用心して、普通は無人の部屋などに連れ込むものです。大胆な犯行手口からして、余罪がある可能性があります」


 事件を受け、警視庁は次のようなコメントを発表している。
 「職員がこのような容疑で逮捕されたことは遺憾であります。今後、千葉県警の捜査結果などを踏まえ、厳正に対処したいと考えております」
https://friday.kodansha.co.jp/article/273156?page=1