沖縄県警の警視を児童買春容疑で逮捕 未成年と知りながら女子中学生に現金 県警「警察官としてあるまじき行為」
3/3(金) 6:50


 沖縄県警は2日、SNSで知り合った面識のない13歳の女子中学生に現金を渡し性的行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で県警警備部警備第2課調査官の男性警視(45)を逮捕した。
 県警は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。
 関係者によると、大筋で容疑を認めているという。容疑者は同日付で警務部付に異動となった。

 県警監察課によると、2月15日午後8時ごろ、県内の公共施設の駐車場に止めた車の中で、未成年と知りながら女子中学生に現金を渡し、性的行為に及んだ。
 この日は休暇だった。2月下旬、被害関係者から相談があった。
 県警は2日、関係先を家宅捜索し、関係資料を押収するなどして、詳しく調べている。


 逮捕を受け、県警の壱岐恭秀警務部長は「警察官としてあるまじき行為であり、関係者および県民の皆さまに深くおわび申し上げる」などとコメントした。


 逮捕された容疑者はかつて、辺野古新基地建設に関わる警備の現場指示などに携わり、本部長の秘書官なども務め、地元採用の有望株の一人と目されていた。

 逮捕容疑は2月15日午後8時、駐車中の車内で女子中学生に現金を渡し児童買春した疑い。