https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170923-00020783-kana-l14
横浜市神奈川区の大口病院で昨年9月、入院患者2人が中毒死した点滴連続殺人事件は
23日、県警が神奈川署に特別捜査本部を設置してから1年になる。特捜本部は病院関係者が
関与した疑いが強いとみているが、決め手となる物証に乏しく、捜査は長期化している。
事件では、昨年9月20日未明、4階に入院していた同市港北区の無職男性=当時(88)=が死亡。
点滴袋の液体が泡立っていたため病院が神奈川署へ通報し、司法解剖の結果、同23日に
中毒死と判明した。遺体と点滴袋からは、殺菌作用が強い界面活性剤の成分が検出された。