電車で痴漢疑い、名古屋・千種署員を逮捕　
　愛知県警は５日、県迷惑防止条例違反（痴漢行為）の疑いで、名古屋・千種署巡査長の伊達大輔容疑者（３６）＝愛知県一宮市篭屋＝を現行犯逮捕した。
　逮捕容疑は５日午前７時２０分ごろ、ＪＲ尾張一宮―名古屋間を走行中の東海道線の列車内で、２０代女性の尻を服の上から触ったとされる。
県警によると「間違いない」と容疑を認めている。
　伊達容疑者は千種署交通課に所属し、出勤途中だった。
女性は６月下旬から、列車内で数回、痴漢の被害に遭っていたといい、親族から相談を受けた鉄道警察隊が警戒。
車両に同乗していた鉄警隊員が現行犯逮捕した。
　伊達容疑者は２００１年４月に採用され、１５年３月から千種署に勤務。
勤務態度は真面目だったという。
県警は処分する方針で、松田英視首席監察官は「警察官がこのような事件を起こし、深くおわび申し上げます。
捜査を徹底し厳正に対処します」と述べた。
2018年7月5日 13時03分（中日新聞）
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018070590130349.html