■非公式協力者 (東ドイツ・秘密警察シュタージにおける)

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非公式協力者(独: Inoffizieller Mitarbeiter; IM、または非正規協力者Informeller Mitarbeiter[1]、秘密情報提供者Geheimer Informator、秘密諜報員 Geheimer
Informantと呼ばれることもある)は、東ドイツで隠れてシュタージに情報を提供していたが、公式にはシュタージに属していなかった人を指す。最終的には、約18万
9千人の非公式協力者がおり、その情報網は東ドイツのほぼあらゆる社会領域を覆っていた。ドイツ社会主義統一党独裁制が持つ最も重要な弾圧手段のひとつであった。
非公式協力者や、秘密情報提供者という概念は、かつてのドイツの警察用語や西ドイツで秘密協力者を指すVマン(ドイツ語版)という言葉から距離を置くために、シュ
タージが意図的に選んだものである[2]。

ドイツ再統一後に、シュタージのアーカイブが開館したことで、多数の非公式協力者の存在が白日の下にさらされた。これら非公式協力者によるスパイ活動が明らかに
なったことで多くの友人関係や夫婦関係が壊れることにもなった。
再統一以降、非公式協力者という概念は、他の諜報機関で働いている人にも用いられるようになった。