山口組が組指針 にじむ危機感

<山口組>13日「事始め式」 神戸山口組も納会 警察警戒
毎日新聞 12月13日(日)9時30分配信

国内最大の指定暴力団・山口組が13日、神戸市灘区の総本部に直系組長を集め、新年の基本方針を示す「事始め式」を開く。

8月には離脱派が「神戸山口組」を結成。山口組は分裂以降、直系組長らの流出に歯止めがかかっていない。

事始め式後の山口組はどう動くのか、警察当局は抗争事件への警戒を強める。

「拓道無道」。捜査関係者によると、山口組の篠田建市(通称・司忍)・6代目組長(73)は分裂後初の事始め式で、
新年の組指針としてこの言葉を示すとみられる。

事始め式は組長に忠誠と団結を誓う暴力団社会の最重要行事とされ、全ての直系組長が招集される。

大阪府警幹部は「『この難局に勢力を拡大しなければ山口組の将来はない』との意思を込めた言葉ではないか。篠田組長の危機感がにじむ」と解説した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151213-00000009-mai-soci

六代目山口組 二十八年度 組指針「拓道無道」− 道なき道を切り拓く、か。