警察官が不祥事を犯した場合、いつも『警察署長』が責任を取る事になるが、
警察署長は、いわば『支店長』程度の地位であり、警察の全権最高責任者である、
『警察庁長官』は何一つ責任を取らない。
日本国全47都道府県警察の全てを統括する『警察庁』の長である『警察庁長官』は全警察最高の地位に居るが、
どれだけ警察官が不祥事を起こそうと、何一つ責任を取らない。

『一警察官の不祥事で長官まで責任を取るのは無理がある』という奴が居るが、果たして本当にそうなのだろうか?
警察庁長官は警察運営の最高権限があり、国家公安委員会や官邸(総理大臣・内閣)にも直接上申出来る唯一の人物なのである。
いわば警察制度をいくらでも変えられるし、現在の警察法に問題があれば、法律を変える事を首相に直接提案出来る立場に居る。

警察庁長官はどれだけ不祥事が起ころうと、何一つ責任を取らず、不祥事が起こらない様にする為の解決策を考え講じる事もせず、
のうのうと長官生活を送り、退職後は天下り三昧の生活を送っている。

『警察最高権限責任者』がこの様な体たらくであれば、その下に居る『全国47都道府県警察本部長』、更にその下に居る、
『全国29万人の全警察職員』が体たらくになるのは当然の事だ。警察組織は完全なトップダウン方式であり、
トップが滅茶苦茶・デタラメにすれば、その下に居る連中も必ずそうなる。
トップの方針に右へ習えしなければ、生きて行けない世界だからである。

警察庁長官は大阪府警の様に、警察官が重大な不祥事を犯した場合は、何らかの責任をとるべきである。
何一つ対策を取らず責任も取らないトップ等、トップでも何でもない、無能なオッサンでしか無く、
そんな奴が警察のトップになっている事は、言語道断のあってはならない事なのである。