落合博満氏 「運に恵まれなくても、努力でどうにでもなるのか」伝説3冠王が現役時代振り返りズバリ回答
12/1(金) 17:10 Yahoo!ニュース  スポニチアネックス
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が1日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。好評企画「オレ流質問箱」に寄せられた様々な質問に回答した。

寄せられた質問は「人の運について、どう考えますか」というもの。「成功を収めるためには、たとえ運に恵まれなくても、実力、努力でどうにでもなるのか。プラスアルファで運も必要か。どちらの考えに近いですか」と落合氏に投げかけられた。

 同氏は「これはね、努力した結果、運が良く物事が成功する、運が悪く物事が成功しない、ということは多分にあると思います」と言及。「現役の時に、ヒットを打った、ホームランを打った。これは打つべくして打ったということを考えるでしょうけども、いくら(バットの)芯に当たったって、そこに人がいて捕られれば“ああ、運が悪かったんだな”。ボテボテのゴロでも飛ぶコースによってはヒットになる。“これは運が良かったんだな”というような物の見方をするんでね」と現役時代を回想した。

「だから、あくまでも努力というのは、最善の方法を導くために必要なことであって、それを欠かすということはできないのだけれども、結果に関しては、ある程度、運任せ。というようなことを考えた方がいいんだろうと思います」と語った。

 そのうえで「“自分が絶対こういうことをやったら成功する”と思っていても、そのときの世の中の情勢や、会社の情勢などによって、うまく運ばないこともあるだろうし、やってきたことが全て正しいと思ってやったことが、運が悪く、達成できなかったこともあるだろうし。だから、人間生きている間には運、不運というのは非常に左右されると思うので、どちらの考えに近いか、と言われれば、運、不運はあるんだろう、と思っています」 

と自らの考えを口にしていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/019e82fccd95d23b7c1b6fdf730273275564774a