■連携の背景
 国土交通省にて「ICTを活用した新道路交通調査体系検討会」が設立され、これまで5年に1回実施されてきた「道路交通センサス」を主体とした調査から、ICTをフル活用した常時観測を基本とする「新たな道路交通調査体系」の構築について検討がされてきました。
その結果、R2年度の交通量調査の方針として、原則として目視による人手観測は廃止し、AI解析やビデオ観測等の機械観測を推進するという案が示されました。

 そのため、本来であれば、本年度に機械観測を活用した道路交通センサスが実施される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、来年度への延期が決定しているため、R3年度にビデオ観測等を活用した機械観測が大規模に実施される見込みです。