丸山健二の同名小説を漫画家の福地泡介が
脚色し後藤幸一が監督した。出演した
長門裕之は製作にも名を連ねている
後藤幸一(監督)と金田賢一、手塚さとみの
デビュー作。  東京の生活になじめないまま、忠夫は故郷である信濃に帰ってきた。
親友の哲治にスナックへ連れて行かれた
忠夫は、そこで働くあけみに一目惚れする。
哲治が金を借りに忠夫の家を訪ねてくるが
スナックのホステスいずみと東京へ行く
ためだと言う。忠夫が反対するのも聞かず
二人は金を持って町を出てしまうが
哲治は東京でいずみに捨てられ
すぐに町に帰ってきた。あきらめきれない
哲治はいずみの働くスナックへ行くが
彼女の昔の男に殴られてしまう。
忠夫も男に殴られたが、あけみから
「店が終わるまで待っていて」と言われ…。