ヤジの市.民を道警が強制排除 安倍の街頭演説中


 15日に札幌市中央区であった安倍の参院選の街頭演説の際、演説中にヤジを飛ばした市民を北海道警の警官が一時拘束して強制的に排除した

聴衆の男性1人が「安倍やめろ、帰れ」などと連呼し始めた。これに対し、警備していた制服、私服の警官5、6人が男性を取り囲み、服や体をつかんで数十メートル後方へ排除した。
また年金問題にふれた安倍に対して「増税反対」と叫んだ女性1人も、警官5、6人に取り囲まれ、腕をつかまれて後方へ移動させられた。いずれのヤジでも、演説が中断したり、聞き取れなくなったりすることはなかった。

 道警警備部は「トラブル防止と公選法の選挙の自由妨害違反になるおそれがある事案について、警察官が声かけした」と説明した。だがネットに投稿された動画では、警察官は声かけせず、いきなり排除している様子だった。
ネットでは「ヤジを飛ばしただけで警察が動くとは、民主主義の国で起きたこととは思えない」などの批判が出ている。



>警察官は声かけせず、いきなり排除している様子だった
>ヤジを飛ばしただけで警察が動くとは、民主主義の国で起きたこととは思えない