は付着できないが、プラスチックゴミが生息場所を与えている(提供:海洋研究開発機構)

海に入る量の制限で汚染防止

深刻な海洋プラスチック汚染ではあるが、改善にむけての希望はある。外洋のプラスチックは回収不可能と述べたが、少なくとも海に入る量を制限することによってこれ以上の汚染の拡大を防ぐ

ことはできる。現在国際社会において、「Reduce (生産削減) 、 Reuse (再利用) 、 Recycle (リサイクル)」をスローガンに使い捨てプラスチック削減に対する運動のうねりがこれまでになく大きくなっている。

2017年6月に初めての国連海洋会議が開催され、「健全な海(Healthy Ocean)」の