そしてこれに匹敵するような強烈な寒波が実は日本列島にもじわじわと接近しています。原因は「極渦の崩壊」です。北極上空には極渦と呼ばれる非常に冷たい空気の渦巻ができます。
1月末にはこの極渦が2個に分裂して、一つはアメリカ北部付近に南下、そしてもう一つの極渦がシベリア方面に南下しているのです。
そしてこの極渦が週末から三連休にかけてさらに南下して、一部が日本列島に流れ込んでくるというわけです。連休初日の土曜日早朝は、日本列島も大部分が氷点下の寒さにさらされそうです。
中でも北海道の内陸には濃い青のエリアが広がり、占冠や陸別などではシカゴのような氷点下30度の世界が広がるでしょう。週末からは北海道を中心に真冬でもめったにない厳しい寒さになりそうです。