定義・用例を見るに、「ぶり返す」の方は、主語として想定されるのが「病気・事柄・気候」などだということが理解されます。
つまり、「人」が主語になることは想定されていません。
一方、「蒸し返す」の方は、主語として想定されるのは「人」であり、「もの・事柄」はあくまで対象物であることが分かります。
つまり、「何らかの事態が再び繰り返される」という点においては共通性がありますが、想定される主語が異なっているわけですね。