【Nirvana】

馬鹿野郎が行く道はまだまだ果てしないなんて 
もしも神さまが本当に居るなさ意地が悪いよあんた 

俺の車のトランクにはシリンジが山ほど積み込んであるんだ 
缶詰を押し込むスペースもありはしないよ 

ガソリンスタンドが見える 
真っ白い髪の女の子がバンドゥで出迎えてくれた 
ローライズのデニムはダメージがいかしてる
くたびれたハーフのエンジニアブーツ 
ロングバイザーのキャップにはニルヴァーナの刺繍 
くしゃくしゃの札を手渡すと「くすり」と笑ったよ 

あんたその先に何を見てるのか分かんないけどさ 
何にもないよ 
何にもね 
あんたも骨になりたいの?こんなにいい女が目の前に居るのに 

退屈なら乗るか?そう吐き捨てた 
彼女は冗談てランゲージでバブルガムを膨らませて背を向けたっけ