名古屋市南区の大島克夫さん(83)と妻たみ子さん(80)が自宅で殺害された事件で、
強盗殺人容疑で逮捕された松井広志容疑者(42)が事件当日、その日に支給された
生活保護費の大半をパチンコで使い果たしていたことが捜査関係者への取材で分かった。

その後に事件に及んだとみられ、愛知県警南署特別捜査本部は金目当てで
大島さん方に押し入ったとみて調べている。

一方、松井容疑者が事件直後に南区内のスナックを訪れ、
ツケの分も合わせて2万8000円を支払っていたことも判明した。
特捜本部は大島さん方から奪った金を使った可能性もあるとみている。

捜査関係者などによると、松井容疑者には月に約10万円の生活保護費が支給されていたとみられ、
事件当日の1日が支給日だった。

http://mainichi.jp/articles/20170308/k00/00m/040/147000c